シングルレギュレーションのデッキの0キャラの枠がなくなっていた…。


というわけで、今回はデッキに入っている0キャラから見る現状分析。


で、簡単な話はこれはただの0キャラがチャンパーとしては基準値以下って話。
昨今のシングルレギュレーションのアタッカーは、天然(2)やら妨害されたらもう一回パンチ、そもそも妨害されないとかで、アタッカーが強力になっているので、それに付随して0キャラに追加要素が必要になってきているためだと思われる。
まどかマギカ、まほよ、ミクあたりを見るとわかりやすい。

で、現状はアタッカーがアプローチ通った時に手札アドバンテージを得るキャラはデッキには入らなくなっている。
デッキに入らないわけじゃないけど、通った時にアドがあるようにするなら通るようなデッキにする工夫が必要で、そもそも0キャラのわらわら沸くからそれに対してメインキャラがポイントを与えられなかったら他にポイント与える手段がないからというのが大きい。

だから、シングルのデッキもメインキャラは完全にアプローチと妨害用に重点を置くキャラ、になってサポートキャラやイベントでその他のことをして手札の差を付けるようにしてる。
で、もともとプレメモはメインエリアという5枚しかカードを出せないところに、どのように手札を還元させていくかが重要なゲーム。
そこで、アタッカーに重いコストのカードを出すのは当然で、現状はそれに対して0キャラで防ぎきれなくなっている部分を相手のアプローチフェイズに使えるカードでエリアを疑似的に増やすやり方で盤面に還元し、アプローチを防ぐのが主流になってきてる。
これは当然アンブロッカブル能力が上がりに上がっている影響。


で、パッとまとめると、毎ターン3回分アプローチできるアタッカー構成とその3回を毎ターン防げる妨害(=自由登場)があることが現状のシングルの強い条件(これはもうミックスでも一緒?MEIKOミックスが優勝しているというのも根拠)。
まぁ、つまり、今のプレメモはメインエリアが6つとして扱えない作品が勝つのは難しい。
これの条件に当てはまるデッキとして、構成されているカードの役割から見るとシングルのまほよはかなり強い方だと思う。(『まどほむ』は異次元)

で、ここで異次元な『まどほむ』の話。
『まどほむ』が強い理由の一つは間違いなく《暁美 ほむら(03-023)》だけれど、この《暁美 ほむら(03-023)》はデッキのどの枠に入っているのかを見ると0キャラが入っていたところになる。(比較は略)
で、このアタッカーが強くなってきている観点から言って《暁美 ほむら(03-023)》がデッキに入っている理由は、アタッカーのアプローチを0キャラ以上に効率よく捌けるキャラだということで、「アタッカーが強くなってきている」→「0キャラが耐えられない」→「0キャラ以外で防げる何か」という流れと、0キャラの枠に《暁美 ほむら(03-023)》を取っている『まどほむ』が地区決勝で一番の成績を残している結果からわかるはず。


いつか『俺妹』環境のときもそうだったけど、あのときも0キャラを用意できないデッキは戦えなかったのと一緒の状況。


で、引き分けないようにアタッカーが相対的に強くなっているのに、0キャラ(時間稼ぎ)枠がこれだけ強くなってゲームターンが伸びるどころか、カードの効果処理にまで時間がかかるとなってしまっては《暁美 ほむら(03-023)》は禁止候補なのも納得!(ちなみに使えるうちはちゃんと勘定に入れてゲームはやるべきだと思っている。)


そんなこんなで、完全サーチと手札アドバンテージの役割を持つ《暁美 ほむら(03-023)》に対抗させるために同じスペックでデザインされている《藤和 エリオ(P-007)》は、《暁美 ほむら(03-023)》が禁止候補と言うなら《藤和 エリオ(P-007)》も一緒であるべきかと。
まだ理解されてないだけなのかもしれないし、サンタほむらほどTwitterで文句を言ってる人がいないあたり地区決勝では使えないから考えてないだけか、情報操作()なんだろうけど、このままだと《暁美 ほむら(03-023)》がいなくなってもその代わりに《藤和 エリオ(P-007)》になるだけ。

それでも今回の制限ではおそらく《藤和 エリオ(P-007)》が禁止になることはないはず…ということは、2回アプローチに加えて自由登場の追加で強化された『電波女と青春男』はコスト関連が見直されて自由登場が追加された時点で『まほよ』と同等で、それに《藤和 エリオ(P-007)》の分、『電波女と青春男』が勝るデッキだと考えられる。(ちょっと理由が弱いのは勘弁して下さい)
それに《暁美 ほむら(03-023)》がいなくなれば『まどほむ』にも《藤和 エリオ(P-007)》の分勝ることを考えると今年のシングル全国優勝は『電波女と青春男』でもおかしくない、というか1位~6位まで『電波女と青春男』の可能性も十分あり得る。


今回の地区決勝のシングル環境は誰もが知っている通り「サンタほむら環境」であり、時間稼ぎ(0キャラ)の枠でどれだけのことができるかがデッキの強弱の一つであった環境でもあったから、そこの理解ができている人が地区決勝を抜けられたんじゃないかと思う。
YUKIさんの『まどほむ』が凄いと思った理由は相手のアプローチフェイズに使えるカードの選択が素敵だったからってのはこの記事書いて改めて感じた。


<本日のまとめ>
・「0キャラデッキに入らねぇよ!」
・「0キャラを越えるサンタほむらパネェ!」
・「サンタほむらの互換が『電波女』に!」
・「今年の全国は『電波女』が優勝するかも!」
(・「あと全く触れてないけどシングル、ミックスともに健全な環境になるような制限期待してます。」)
でした。


まぁ、そんなわけで、《暁美 ほむら(03-023)》と《藤和 エリオ(P-007)》のような新基準のカードと向き合う方法については次回の記事に書く予定!(大嘘

コメント

nophoto
ftm
2013年11月4日21:55

考察読ませて頂きました。電波についてですが、具体的に新規カードによって以前からどのように強くなった(動きが変わった)のですか?

よし
2013年11月5日3:20

>ftmさん
以前のデッキとは全く違うデッキともいえるような変わりっぷりなので一から説明することになってしまうのでどのように強くなったかを説明するのは無理です。申し訳ないです。
自分は対戦する機会があまりないので対戦しての具体的な考察もできないので、機会があったときにでも書きたいと思います。

nophoto
ftm
2013年11月5日17:38

なるほど。分かりました、ありがとうございます^_^

お気に入り日記の更新

日記内を検索